玄関の先を無駄なく生活空間に

約32年のマンションで暮らしてきたK様ご夫妻。8年前にトイレと洗面・浴室設備を交換した時から、次はキッチンの交換が必要になると考えていました。その後、シンク下の劣化や換気扇の異音が気になり始めたことから、以前もお願いしたトータテリフォームセンターに相談。合わせて先々まで暮らしやすい住まいに変えておくことを検討し、全面リフォームを決断しました。

どんなリフォームを希望しましたか?

夫が希望したのは、リビングを広くすること。私は廊下の空間がもったいないと感じていたので、玄関から先を全て居住空間にしたいと考えました。玄関の横の洋室に収納をまとめたら部屋がすっきりする。リビングの近くに寝室を置いたら将来も暮らしやすい。そんな希望を伝え、思い切ってワンルーム+ウォークスルークローゼットの間取りにしました。(奥様)

こだわったポイントは?

キッチンです。換気扇や排水に制約がある中で、L型キッチンを採用。限られた移設範囲を活かし、ゆとりある調理スペースを実現しました。 リビングの広さを優先するためにキッチンをリビング側へ開き、対面にダイニングを配置 。パナソニックのショールームで一目惚れした「トリプルワイドコンロ」は、3つ横並びで使いやすく、手前のスペースにゆとりがあるのもお気に入りです 。

リビング側に開いたL字型キッチンを配置して、ゆったりくつろげるリビングに。
コーナー部分を作業台として広く使えるL字型キッチン。スリムなトリプルコンロは、コンロ手前の空間にもゆとりがあります。
ダイニング側には配膳に便利なカウンターを設置。その下の小棚に電話や情報機器の配線をまとめました。
コンパクトなテーブルを置いたダイニング。窓辺にはご主人が電子ピアノを楽しむカウンターデスクを造作。右の扉から玄関につながります。

寝室に希望したことは?

リビングの近くに寝室があると、動線や空調も効率的で、将来的にも安心だと考えました。しかし完全にオープンにすると来客時などの視線が気になるので、軽やかに間仕切りしたいと希望しました。コストとデザイン両面で納得がいく建具を探し、アクリルの4枚上吊り扉を設置。軽い力で開閉できて、デザインも満足です。

リビング背面の寝室は、閉めても圧迫感のないフロストガラス調のアクリル引き戸で間仕切り。開くとLDKとオープンにつながります。
寝室の窓側をスライド式のスクリーンで仕切り、室内干しスペースに。窓には内窓をつけて断熱・防音性能を向上させました。

提案してもらって良かったことは?

玄関の横に土間収納を設けようか悩んでいたところ、玄関横のクローゼットを2WAYにして玄関収納を兼ねる提案をしてもらいました。クローゼットから玄関に出入りする日常動線が生まれ、シューズボックスやコートハンガースペースも確保できて便利です。また残した既存の扉にシートを貼る提案で、建具交換よりもコストを抑えてデザインを統一することができ、大変満足しています。

玄関の横に開口部を追加して、クローゼットからも出入りできる動線に。空間の限られた玄関をいつもすっきりと保ちます。
ダイニング横の出入口から入り、身支度して奥の出入口から玄関に抜けられるウォークスルークローゼット。たっぷりの収納棚のほか、一時掛けできるハンガーポールも設置。
右の壁に並ぶのが、既存の建具を残したトイレ、物入れ、洗面・浴室の扉。黒いシートを貼り、新しい建具とイメージを統一しました。

担当者スタッフより

北店 リフォームアドバイザー北村

水廻り設備の交換から始まったK様とのご縁。今回、ご夫婦でしっかりイメージを確立されていたおかげで、3LDKから1LDK+ウォークスルークローゼットという、これからのシニア二人暮らしに理想的な「お手本」のような住まいが完成しました 。この大胆な間取り変更は、同じ悩みを持つ多くの方々の参考になるはずです 。