アメリカで使っていた家具やインテリアが合う部屋へ
ご主人のお仕事で暮らしていたアメリカから築17年の一戸建てに戻ってきたK様。渡米前は奥様が英会話教室などに使っていた玄関の横のセカンドリビングを、ゲストを招いて楽しむサロンや、留学生のショートステイなどにも使える部屋にしたいと考えました。何より大きく背中を押したのは、アメリカから持ち帰ったソファやミラーの合うインテリアに変えたいとの思い。暮らしていたアメリカ南部に多い〝ファームスタイル〟を希望され、そごう広島店新館のトータテリノベスタジオでご相談くださいました。
〝ファームスタイル〟とはどんなイメージですか?
私たちが滞在していたアメリカ南部で好まれているスタイルで、大きな農場主の家で一般的だった佇まいです。白を基調として使い込まれたような木材の風合いを活かした、自然との調和やどこか懐かしい落ち着きを感じさせる雰囲気が特徴。アメリカの生活でとても居心地良かったことと、向こうで購入したお気に入りの家具やインテリアを持ち帰ることにしたので、そのイメージを再現したいと思いました。
こだわったポイントは?
イメージを伝えて提案してもらったグレーの木目調のドアを採用し、クローゼットの折れ戸も揃えました。天井も同様の薄いグレーの木目のクロスを貼り、壁は淡いブルーに、窓枠や廻り縁、巾木を白で統一して理想のイメージに近づけました。
また取り付けたかったミラーがとても重量があるため、リフォーム前は床に置いていたのですが、壁を補強して設置することができました。
提案してもらって良かったことは?
壁に室内窓があったのですが、木目の額縁のような重たいデザインのもので、部屋の雰囲気に合わないと感じていたところ、「窓枠ごと交換できますよ」と提案をしてもらいました。ちょっとした飾り棚も兼ねられるようになって、とても良かったです。コーディネーターの羽根さんに提案してもらった白地に小花柄のカーテンも気に入っています。
合わせて玄関とトイレを見直されました。
犬と猫を飼っていてクロスがボロボロになっていたので、ゲストをお迎えしても恥ずかしくないようにゲストルーム前のクロスを貼り替えました。ゲストに使っていただくトイレも壁と床を新しくしました。トイレに手洗い場と鏡があると、宿泊したゲストも使いやすいと考えて新しいものを設置。当初提案してもらった既製品のミラーキャビネットのデザインがあまり気に入るものではなかったので、どうしたら良いか再度一緒に考えて、手洗いボウルの上をニッチにしてガラスの棚を入れ、鏡とモザイクタイルを貼ることにしました。
リフォームしてみていかがですか?
私が抱くイメージを実現するために、担当の田口さんをはじめ皆さんが一生懸命考えて提案してくれました。イメージと異なる時はこちらもいろいろ伝えたのですが、誠意ある対応をしてくださり、満足がいくリフォームができました。
やはりアメリカで暮らしていた経験のある友人が遊びに来た時に部屋を見て「ああーわかる!!」と懐かしんでくれました。ファームスタイルの居心地の良い部屋で、いろいろな人たちとの交流を楽しんでいきたいと思います。
担当者スタッフより
リフォームアドバイザー 田口
「こうしたい」というしっかりとしたイメージをお持ちでしたので、それを実現できるように精一杯お手伝いさせていただきました。〝ファームスタイル〟にはこれまであまり知識がなかったので、勉強する機会にもなりました。打ち合わせ中にお邪魔していた時と同じ部屋、同じ家具なのに、リフォーム後は部屋の雰囲気が大きく変わりました。素敵になったこの部屋で多くの方々に、ゆったりとしたソファに腰掛けて庭の緑を眺めながらくつろいでいただけたら嬉しいです。