築約50年の一戸建ての断熱&動線改善リフォーム
築約50年のご主人の実家をリフォームしたM様。一人暮らしのお母様が心配になったことから、リフォームして同居を始めることにしました。
「トータテさんは地元でいい家を造っているというイメージがあったので、候補に入れようと決めていました」とご主人。展示会をきっかけに足を運んでご相談くださいました。
リフォームのきっかけは?
実家の近くに住んでいましたが、一人暮らしになった母が病気や怪我をしたことで同居を考えました。築約50年の家で、壊して建て替える選択肢もありましたが、父の思い出もあり母も住み慣れた家を残してリフォームすることにしました。
どんなリフォームを希望されましたか?
キッチンとリビングが離れていて、玄関ホールを通って料理や食器をリビングまで運ばなければならなかったので、キッチンに隣接した洋室を取り込んでLDKを広くしたいとお願いしました。玄関ホールの一部や押入れまで取り込むプランを提案してもらい、より広々とした空間になりました。
他に希望されたことは?
冬は寒い家だったので断熱性を上げることを希望し、床下や天井に断熱材を、窓には内窓を入れてもらいました。気になっていた結露も解消して良かったです。またリビングとダイニングの床下には床暖房を入れました。
特に浴室は昔ながらのタイル貼りで、浴槽はステンレス、中に換気扇も付いていて、冬は本当に寒いお風呂でした。心臓の手術をした母が心配だったので、断熱性の高い浴室や滑りにくい床、手すりなどを設置して安心できるようになりました。
提案してもらって良かったことは?
広かった玄関の空間活用です。奥まっていたトイレを玄関ホール側に移設することで、扉を引き戸にする提案をしてもらいました。合わせて洗面室も拡張し、玄関とキッチンの2方向から通り抜けできるようにしてもらい、動線がとても便利になりました。自分たちでは思いつかない間取りだったので、提案してもらって本当に良かったです。
リフォームしてみていかがでしたか?
まずは母が安心して暮らせる家にできて良かったです。2階にはウォークインクローゼットを設けてもらうなど、私たちも快適に同居できる家になりました。リフォームに際して、両親の持ち物も、引っ越す私たちの持ち物もかなり見直すことになり、思い切って断捨離をする機会になったことも良かったです。こちらの思いを聞いて、配慮を行き届かせた対応をしていただき感謝しています。
担当者スタッフより
リフォームアドバイザー 山口
お母様が安心して暮らせることを第一に、断熱性の向上や動線の整理、段差や敷居をなくして扉を引き戸に変えるなどのご提案をしました。
設計担当の工藤の発案である広い玄関ホールの空間の活用で、より暮らしやすい間取りに変更することができました。長く一緒に暮らす家族である愛犬が滑りにくいフローリングの提案も喜んでいただけて良かったです。