和室をなくしてファミリークローゼットとショーケースをプラス
築22年の4LDKのマンションにお住まいのS様ご家族。娘さんが独立されて家を出たことで部屋数にゆとりが生まれ、LDKに隣接した和室をなくして、もっと暮らしやすい空間をつくりたいと考えていました。
そんな時、そごう広島店トータテリノベスタジオのイベント「リノ活」を知り、和室の空間の活用方法をプロの設計士に相談してみることにしました。
プランの決め手になったポイントを教えてください。
「リノ活」に行った時に対応してくれたのが、設計の工藤さんでした。図面を持参して、「LDKに隣接した和室の活用方法で悩んでいるですが」と相談したところ、「例えばこんなプランはいかがですか」と、その場で図面を書いてくれました。それが収納を作ってその壁にテレビを設置し、窓際は書斎スペースにする今のプランでした。同じマンション内でもリフォームをして和室を収納にしている人はいたのですが、工藤さんのプランを見て「これだ!」と思いました。帰宅してすぐ夫にも伝えて、より詳しく相談してみることにしました(奥様)。
ガンプラのショーケースが素敵なインテリアですね!
私の趣味がガンプラ作りということを知った担当の山口さんが造り付けのショーケースを提案してくれました。工藤さんが設計に組み込んでくれたイメージパースを見てすぐに気に入りました。中が綺麗に見える扉や棚、照明にもこだわってもらえて、嬉しかったです。一日の終わりに、LDKを間接照明だけにして、ソファに座ってお酒を飲みながらショーケースを眺める時間が至福の時です。
また娘の独立で一人一部屋ずつ個室が持てるようになったので、私の部屋に作業台を造作してもらいました。これまでは接着剤の匂いなどを気にしながらダイニングテーブルで作業していたので、休日には気兼ねなく没頭できるようになりました(ご主人)。
キッチンも明るくて素敵ですね!
吊戸棚をなくしたら、同じ空間とは思えないくらい広々と明るくなりました。提案してもらったクリナップのキッチンは、シンクやレンジフードのお手入れが簡単なことも魅力です。面材の色や、下がり天井のクロスも悩みましたが、コーディネーターさんとも相談してナチュラルなカラーでまとめました。部屋の雰囲気が明るくなってとても気に入っています(奥様)。
そのほか、希望されたことがありますか?
子どもたちが使っていた隣り合う2部屋の洋室は、開閉できる扉で仕切られており、子どもが成長してからは開けることがなくなっていました。長女の部屋が不要になったこともあり、この間仕切りを壁に変えました。長男も落ち着く部屋になり、私も自分の部屋ができてとても嬉しいです(奥様)。
リフォームしてからの暮らしはいかがですか?
LDKの空間を広々と活用できるようになって大満足です。ファミリークローゼットで収納力が増えたり、キッチンが新しくなったり、それぞれの個室が持てるようになって、快適になりました。小さなことで言えば、使いにくかった廊下のカウンター収納をトール収納に変えて、出し入れしやすい場所に掃除道具が収納できたことも、とても便利になりました。不満に感じていたことをリフォームで改善すると、同じ住まいでもこんなに快適に暮らせるようになることを実感しました。
担当者スタッフより
リフォームアドバイザー 山口
マンションリフォームで、和室をなくして収納を設けたいというご希望は多くいただきます。S様邸では設計の工藤が提案した、ファミリークローゼットを壁掛けテレビにも活用し、窓際は書斎スペースにするというプランを喜んでいただくことができました。扉にも壁と同じクロスを貼って一体化させて見せるデザインも、すっきりして素敵な仕上がりになったと感じています。またご主人が作るガンプラのクオリティが高かったので、高級感のある見せ方をしたいと思ってこだわったショーケースの造作も喜んでいただけて嬉しかったです。