無垢材の床と北欧風のクロスで、築約40年の住まいをリフレッシュ
ご家族が所有していた家で新しい生活を始めることになったT様ご夫妻。
約40年前に購入した建売住宅は水廻り設備はもちろん、各所の傷みも激しかったため、内外装をフルリフォームすることを決意。この機会により明るく快適な住まいに変えたいと考え、色や素材にもこだわって雰囲気を一新されました。
リフォームのきっかけは?
家を売って別の家を買ったり、借りたりすることも検討しましたが、リフォームして売却するのなら自分たちが住んだ方がいいと考えるようになりました。
予算的にも間取りまで大きく変える必要はないと判断したのですが、古くなっていた水廻り設備と、傷みや汚れが目立っていた内装・外装は綺麗にしたいと思いました。また、以前は暗い印象だったので、明るくしたいという希望もありました。
壁紙のコーディネートがコンテストに入賞しました。
後日、コーディネーターの羽根さんから入賞のことをお聞きして、驚きました。明るくしたいという希望を伝えて、あとは羽根さんが提案してくれたものを中心に「これがいいかも」と決めていったのですが、どの部屋も素敵に仕上がり、帰宅した時にも気分がアガります。
私が特に気に入っているのは、玄関ホールと1Fのトイレ。和室の赤いクロスは、主人と二人で決めました。お客様に好評なのは、2Fのムーミンのクロスです。
リビングの折上天井のアクセントクロスは羽根さんの提案でしたが、自分では思いつかないコーディネートだったので、さすがだと思いました。
無垢材の床にこだわったと聞きました。
床は、主人が前から「これにしたい」と言っていたウッドワンの“ピノアース”を、古い床材の上に敷く“追い貼り”で施工しました。風合いが優しく、ぬくもりがあり、木目を立体的に浮き立たせた浮造り(うづくり)になっているので、足の裏も心地良いです。
主人が、せっかくならいろいろな色を使ってみたいけれど、廊下と部屋の中の色を変えたら違和感があるか相談したところ、「大丈夫ですよ」とアドバイスをもらいました。最終的に3種類を使い分けたので、それぞれの経年変化も楽しみです。
外観も一新されました!
外壁や屋根も傷んでいたので、合わせて修繕することにしました。既存のタイル部分との調和も考えながら、壁は白く塗り替え、屋根瓦はグリーンに、玄関ドアも新しくしました。かなり伸びて、室内を暗く感じさせていた植栽は思い切ってすっきりとさせました。主人がこれから休日に少しずつ外構に手を加えていく予定です。
リフォーム後の生活はいかがですか?
家の中が綺麗になり、キッチンなどの設備も新しくて使いやすいので、仕事から帰宅後もストレスを感じません。私はアドバイスで深型にした食洗機が、主人はゆったり足が伸ばせるお風呂が気に入っています。
結露が気になっていたので主要な窓に内窓を付けたことと、床を無垢にしたこともあり、冬もあまり寒さを感じず快適でした。グリーン住宅エコポイントで、洗濯機やルンバなどを揃えることができたので、とても得をした気分です。
担当者スタッフより
リフォームアドバイザー 髙松
大きな間取り変更がなくても、断熱工事と水廻り設備の交換、内外装を新しくするだけで、新築のような快適な住まいに生まれ変わるお手本のようなリフォームになったと思います。
お仕事がお忙しい中、一緒に考えながら決めていかれたコーディネートが、「サンゲツ壁紙コーディネートコンテスト」で、新しく創設された「新ファイン賞」の第一号に選ばれました。
ご親族やお友達にもたくさん自慢していただきたいと思います。