春というのはライフスタイルの変化が最も大きい季節ではないでしょうか。
近年、ライフスタイルの多様化に伴い、住宅のあり方も様々に進化しています。
自分や家族が長く住み続けるために“最適な住まいの形”
今回はそんな住まいの形を 『離れの増築』 で実現した物件をご紹介します!
少し専門的な建築基準法のお話なども交えて素敵な離れを紹介していきます。
ライフスタイルの変化に伴う住宅リフォームといえば・・・
最近では子供が独立したため、夫婦二人が老後を快適に暮らすためのリフォームや、子どもたちそれぞれに部屋が必要となり、一部屋を二部屋にしたり、先を見据えたバリアフリーなどの工事は多く見られます。
その中でも今回は増築をして、気兼ねなしのプライベート空間をつくり、別棟のコンパクトな平屋で快適空間を実現しました。
リビングダイニングは勾配天井にし、狭い面積でも広く開放的に感じることができます。
また、高いところに窓を設けることで陽射しが入りやすく、日中は照明がいらないくらいです!
キッチンのライムグリーンがお部屋のアクセントとなりお洒落ですよね(^○^)
リビングの横には、ちょっとした和室と寝室があります。
植木や洗濯物を縁側に置くことが多いお施主様のために、タイルを施工。
白いタイルがアクセントとなり清潔感ある空間に仕上がりました!
これなら水やりでこぼれても腐りませんね(*^^)v
トイレはリビングからも、寝室からも行き来ができる二方向ドアです!
夜は寝室からさっとトイレに行くことができとても便利な動線です!
そして、ここからは少し専門的なお話を。
建築基準法上では、一敷地に一建物が原則です。
別棟での新たな建物を計画では、敷地内に2棟になってしまいます。
このままでは建てることができません。
「母屋」とは別に、同じ敷地内に「離れ」を建てる場合、その建物が「離れ」かどうかを判断する基準としては、水廻りの3点セット「流し台(キッチン)」「便所」「浴室」の設置状況で判断します。
これらが全く無いか、「流し台(キッチン)」「便所」「浴室」の3つの内、1つ、又は2つを設置した場合(様々な判断があるので役所で確認が必要)、この建物のみでは住宅の機能が成立しないため、「離れ」に該当し、同一敷地に建築可能です。
その他、基準法上さまざまな法令がありますが、詳しくは当スタッフまでお気軽にお問合せください!
知識と経験豊富なスタッフが丁寧にお答えします(^○^)