広島市安佐北区F様邸にてLDKの改装工事がスタートしました!
改装前はダイニングキッチンと和室だったところをLDKのひろびろ空間に間取り変更です!

改装前

改装後

すでに解体工事が終わり、木工事が行われていました。
もともとダイニングキッチンと和室の間仕切り壁には柱が2本ありました。
できるだけ広い空間になるよう、柱の撤去を検討!
幸い、筋交い(耐力壁)が入っておらず、構造上、梁を補強することで撤去可能と判断し実施に踏み切りました!!

柱を取り除いたことで間口が2間(3.64m)の空間に広がる為、2階の荷重に耐えられる集成材の梁を入れて補強しました。

これでLDKのど真ん中に柱が残ることなくスッキリとした広いLDKになります(^^)


一方、廊下では床の追い張り工事も進んでいます。
※追い張りとは・・・元々の床の上に重ねてフローリングを施工する方法です

追い張り前

上り框(かまち)から追い張り中

施工中の大工さん、丁寧にフローリングをカットし張り合わせていました!

床材の色や模様で雰囲気がずいぶん変わります。


さて、解体・木工事が進んでいるF様邸ですが、LDKの対面キッチンの下地壁が出来上がってきています!
右側の壁にはしっかりと新しい断熱材を充填し、暑さ・寒さ対策を。

対面カウンターも約30cmあり、裏側からL型の金物でしっかりと固定しておきます。
カウンターがあると、出来た料理をちょっと置いたりとても便利ですよね♪

昔の建物といえば、耐震補強のことが気になりますよね。
F様邸でも可能なところは耐震補強をしております。
外壁面に貼ってある白い壁材ですが、これは『内壁用耐力壁』です。
地震や台風による横揺れ(水平力)に対応し、建物の変形を起こしにくくすることができます。
また、不燃材料ですので内装制限にも対応した壁材です!

キッチンがあった壁材を一度撤去し、耐力壁材を施工。

改装前の和室

建物の角となる壁に耐震補強を施しました。


そして、完成したF様邸、工事を振り返りながら完成をご紹介いたします。

内装工事もあっという間に進んでいきます。
内装工事の依頼で多いのが、塗り壁をクロスの壁に変更する工事です。
従来、主に洋室関係では壁紙(ビニールクロス)、和室関係では塗り壁(じゅらく塗りなど)が一般的に使われてきましたが、最近では、和室の壁にも壁紙を貼るリフォームが多くなっています。
施工方法は現場の状況により様々ですが、F様邸では、既存の塗り壁にベニヤを貼り下地を調整しました。

そして、お好みの壁紙を貼れば、従来の和の雰囲気も残しつつ、空間がとても明るくなります。

年数が経つと床がどうしてもフカフカしてくるところもありますよね。
そこも床を上から貼る前に直しておきましょう。

床を貼ると、「あれ?どこだったかな!?」というくらい綺麗になります!

ダイニングキッチンと和室に分かれていた以前の間取りは、驚くほどに明るく、そして開放的でひろびろとしたLDKとなりました!

改装前

改装後

和室だった様子は一切残っておらず、対面カウンターからは明るいリビングが広がっています。

玄関ドアは、壁を傷つけることなく1日で手軽にリフォームできるリフォーム用玄関ドアをご提案。
元々の家の雰囲気に合わせたモダンで重厚感のあるデザインで、新たな住まいの「顔」となりました。

改装前

改装後

工事ブログの掲載に快くご承諾いただきましたF様、本当にありがとうございました。