今回はアンダーピーニング工法という沈下修正工事をご紹介します。
現在お住まいの建物が不同沈下によって傾いたとき、基礎下に鋼管杭を打ち込み沈下修正と基礎補強を同時に行います。
建物実荷重を反力にして油圧ジャッキで鋼管杭を打ち込みます。
地下にはもぐれないので業者の方が撮られた写真を載せます。
まずは家の基礎下の土を掘りおこし固定ベース・ジャッキを設置します。
支持層まで届いた杭を反力にして家を支え、
ジャッキアップを行い、家の沈下・傾きを水平に戻します。
ジャッキアップ施工中
同時に基礎の補強も行います。
建物基礎に入った構造クラックに特殊な樹脂を注入し、基礎のひび割れを補修します。
この後埋め戻し、発泡モルタルを打って完了となります。
このような工事では、内装、特に和室のじゅらく壁にひびがはいったりする事例もあるそうですが、今回はなかったそうです^-^