朝日の差し込むダイニングで一日の始まりを豊かに

築約30年のマンションに暮らしていたA様ご夫婦は、ご主人の定年を機に持ち物や暮らし方を見直す終活を兼ねたリフォームを考えるように。お買い物ついでにそごうのトータテリノベスタジオにお立ち寄り、ご相談くださいました。当初は設備交換などの部分リフォームを検討していましたが、これからの暮らしをいかに楽しむかを熟考した末、スケルトンリフォームで全面的に再構築する決断をされました。

どんなリフォームを希望されましたか？

妻が希望していたのは、暗くて狭いキッチンを明るく広いキッチンにすること。キッチンを囲む壁をなくすだけでなく向きを変えることも可能で、さらに他の部屋の間仕切りも見直すことで夫婦二人暮らしに合った住まいにできるとわかったことが全面リフォームを決めた理由です。古い床と壁を全て撤去して新たに構築するスケルトンリフォームで、希望していた段差のない床も実現。将来の転倒リスクも軽減され、ロボット掃除機で掃除も楽になりました。

提案してもらって良かったことは？

4LDKのマンションでしたが、子どもたちが独立して個室の数が不要になっていたことと、ゆっくりくつろげるようにLDKを広くしたいと希望したところ、東側の掃き出し窓に面した個室を取り込んでL字型のLDKにするプランを提案してもらいました。キッチンと横並びのダイニングは配膳や後片付けの動線が思った以上に便利。朝日が差し込む部屋で朝食を楽しめ、豊かな気持ちで一日を迎えられるようになりました。

間取りの見直しで生活に変化がありましたか？

キッチンの向きを変えることと合わせて、水廻り空間のレイアウトを変えるプランを提案してもらいました。良かったのは洗面・脱衣室を広くして、廊下からもキッチンからも通り抜けできる2WAY動線に変えたこと。洗濯や入浴の動線も良くなり、妻は買い物した荷物をさっと冷蔵庫の近くに運び込めて便利になったと喜んでいます。自分たちでは思いつかない案だったので、さすがはプロの視点だと感じました。

特に気に入っているところがありますか？

お風呂です。共働きで忙しい時はシャワーで済ませることも多く、お風呂にはあまりこだわらなくていいと考えていたのですが、見学に行ったショールームの雰囲気が気に入って取り入れることにしました。ゆったりと落ち着けて、今ではバスタイムが一日の楽しみになりました。（ご主人）

コーディネーターさんと相談しながら内装を決めたことが楽しかったです。レイアウトの見直しで広くなったトイレに、ディスプレイを楽しめる棚を設置してもらいました。遊びに来た友人が「ずっとおれるくらい居心地がいい」と言ってくれました。（奥様）

リフォームしてみていかがでしたか？

内窓を設置したことで冬も暖かく、とても静かになりました。工事中に、気づかなかったクロスの傷みも見つかり、点検とメンテナンスを兼ねられて良かったと思います。「これから先の20年をいかに楽しむか」を考えてリフォームしたので、これからの暮らしを安心して楽しみたいと思います。（ご主人）

外出先から帰ってくる度に「いい家になってよかった」と嬉しくなります。欲しいところに欲しい収納スペースを作ることができて便利になりました。食器や収納を見直したことで、何年も使っていなかった新婚旅行で買った来客用のカップアンドソーサーをまた使い始め、暮らしにゆとりが生まれたように感じます。（奥様）

担当者スタッフより

リフォームアドバイザー 山口

マンションには梁や排水のための床の段差など、平面図では伝わりにくい凹凸があるため、できるかぎり施主様の目線でイメージしやすくお伝えするように心掛けました。またリフォームでは工事中に不測の事態が発生することもありますが、お約束したことを責任持って実現できるように最後まで努めさせていただきました。A様ご夫妻に喜んでいただけて、とても誇らしく感じています。