増築と玄関リフォームで4世帯の暮らしにゆとりを

2014年にトータテ都市開発が手掛けた分譲住宅を購入して、施主さま、娘さんご夫婦、お孫さん3人の3世帯で暮らしておられたA様。ご高齢のお母様とも同居の可能性を考えられて、一部屋増築を検討されました。住まいが古くなったことや、中古住宅を購入したことがきっかけになることが多いリフォームですが、新しい分譲住宅をリフォームでカスタマイズするという選択肢としても、参考にしていただけるプランとなりました。

分譲住宅を増築して4世帯同居へ
A様ファミリー

リフォームのきっかけは?

近くに住む母が高齢になり、病気になった時など家に泊まってもらったり、将来的には同居の必要もあると考えました。娘夫婦と同居を想定して購入した家だったので、さすがにもう一人増えるとなると部屋が必要となります。
ちょうど玄関の脇に一部屋造ることのできる空間があったため、そこに増築できるかどうか、トータテさんに相談してみることにしました。

【BEFORE・AFTER図面】

どのような要望を伝えましたか?

クローゼットとトイレのあるベッドルームにしたいとお願いしました。また、将来的に車椅子などで出入りすることがあると考え、玄関側の窓は掃き出し窓にしてもらいました。
今は、母が泊まる時以外はセカンドリビングや趣味の部屋として使っています。娘夫婦が壁のクロスなどを選んだので、とても気に入っているようです。

増築した部屋。玄関側の掃き出し窓など3面に窓があり、明るい部屋に
トイレの中には板目調のアクセントクロスを選び、床と天井の色調を合わせました

玄関も見直されたのですね!

玄関が狭いことが悩みだったので、玄関ホールを広くして、大型のシューズクローゼットを設置してもらうことにしました。また、娘がベビーカーを押していても出入りしやすいように、玄関ドアを引き戸に変えることを希望しました。引き戸の玄関には古いイメージがあったのですが、娘が希望したナチュラル調の素敵な玄関ドアを提案していただき、エントランスがゆったりとした空間に一新されて、とても満足しています。

広くなった玄関ホールには、外が見通せるスリット窓を設置。採光にもつながり、明るい空間になりました
大容量のトールタイプのシューズクロークは、浮かせて設置したことで抜け感を演出。壁と天井は漆喰調の白いクロス、正面はダークブラウンのクロスで、シンプルでシックな雰囲気に
娘さんが希望したナチュラル調の引き戸の玄関ドアをアウトセットで設置。夏は網戸にすることもできます

こだわったポイントは?

既存の外観との調和です。娘夫婦がこだわって、設計の五郎丸さん、営業の平木さん、コーディネーターの若林さん達と相談を重ねて決めていきました。木目を取り入れたいと希望してバルコニー部分とポーチの軒天部分を木目調に。増築部分はそれに合う色のサイディングにしました。ポーチが屋根付きで広くなったので、自転車が複数台、濡れずに停められるようになったこともとても良かったです。

バルコニーから右側が増築部分。既存の建物とも雰囲気を合わせ、違和感のない仕上がりになりました

担当者スタッフより

リフォームアドバイザー 平木

立地や間取りが希望に合えば、注文住宅より手頃に一戸建て暮らしが実現できる分譲住宅。購入時の予算の一部をリフォーム費用にして、ライフスタイルに合わせてカスタマイズするというプランは、とても賢い選択肢だと感じました。A様邸ではバルコニーの下部に増築部分を設けたため、天井高と屋根の勾配の確保など細かい調整を重ねて、希望に応じさせていただきました。仕上がりを気に入っていただけ、4世帯という大家族の暮らしをサポートできたことを嬉しく感じています。